簿記3級商業簿記

2024年度までに絶対合格!簿記3級

第1回 仕訳と勘定記入
企業の経済活動は、仕訳帳と総勘定元帳に記録され、それを元に貸借対照表と損益計算書を作成します。簿記は勘定という単位によって記録されます。勘定の記入原則はこれからの学習においてとても大切になりますので、しっかり確認してください。
第2回 商品売買の仕訳
商品の売買取引の記帳方法には、いくつかの方法がありますが、今回は三分法について学習します。また、商品の返品に関する処理、商品購入時に生じた費用、商品販売時に生じた費用の処理についても確認します。
第3回 当座預金とその他の預金
企業活動においては、現金の代わりに小切手を使用することがあります。今回は小切手を振り出したときの処理と小切手を受け取ったときの処理を中心に学習します。その他、金融機関からの自動的な融資である当座借越の処理についても学習します。
第4回 現金・手形・電子記録債権債務取引
今回は、現金、手形、電子記録債権債務の取引について学習します。現金取引では、現金過不足a/c、手形取引では、受取手形a/c、支払手形a/cといった新しい勘定科目が出てきます。また、電子記録債権a/c、電子記録債務a/cも使えるようにしましょう。
第5回 前払金・前受金、商品券、クレジット売掛金
今回は、商品に対する手付金に関する取引、商品券に関する取引、そしてクレジット売掛金に関する取引を学習します。手付金に関する取引では、前払金a/cと前受金a/cを確認しましょう。クレジット売掛金に関する取引では、支払手数料の計上のタイミングに注意してください。
第6回 貸付金と借入金
今回は、お金の貸し借りの取引について学習します。お金を貸し付けたときは、後日、お金を受け取る権利が生じます。その権利は貸付金a/cで処理します。また、お金を借りたときは、後日、お金を返済する義務が生じます。その義務は借入金a/cで処理します。
第7回 有形固定資産とその他の債権債務
今回は、有形固定資産とその他の債権債務について学習します。たくさんの勘定科目が出てきますが、今回で簿記3級の期中取引の処理は一旦終了ですので、頑張ってください。ここまでの内容が理解できれば、検定試験の第1問の仕訳問題の8割程度を解答することができます。
第8回 決算整理①(現金・当座預金・貯蔵品)
今回から決算整理仕訳について学習します。決算整理仕訳とは、決算日に行う財務諸表作成に必要な勘定修正の仕訳です。今回は、現金、当座預金等に関する決算整理仕訳を中心に学習します。これから学習する決算整理仕訳は全て重要ですので、しっかり確認していきましょう。
第9回 決算整理②(三分法)
今回は商品(三分法)の決算整理仕訳を学習します。三分法の決算整理仕訳は、売り上げた商品の原価(売上原価)を計算するために行います。仕入a/cで売上原価を計算する方法と売上原価a/cで売上原価を計算する方法があります。仕訳の形を確認しましょう。
第10回 決算整理③(貸倒引当金)
今回は受取手形等の決算整理を中心に学習します。受取手形や売掛金は後日、金銭を受け取ることができますが、先方が倒産などの理由で代金が回収不能になる可能性があります。そのため、決算時に将来の回収不能額を見積もり、貸倒引当金を計上します。
第11回 決算整理④(減価償却の手続き)
今回は有形固定資産の決算整理を中心に学習します。有形固定資産は、使用することで収益の獲得に貢献します。そのため、決算日において使用することで生じた価値の減少を計算し、その金額を費用として損益計算書に計上するための決算整理仕訳を行います。
第12回 決算整理⑤(経過勘定)
今回は期中において費用を翌期分まで払いすぎた場合、収益を翌期分まで受け取りすぎた場合、当期分の費用をまだ支払っていない場合、当期分の収益をまだ受け取っていない場合の決算日の処理を学習します。それぞれ決算日には経過勘定を使って仕訳します。
第13回 決算手続き(帳簿の締切り・精算表等)
決算整理仕訳が終了すると、費用勘定及び収益勘定の残高を損益勘定に振替える等の帳簿の締切りを行います。損益勘定から損益計算書が作成され、決算整理後残高試算表から貸借対照表が作成されます。また、決算手続きを一覧表にまとめた精算表についても学習します。
第14回 株式会社会計と税金の処理
今回は、株式を発行したときの処理、株主総会時の利益処分の処理を中心とする株式会社特有の会計処理と法人税等と消費税といった税金の処理について学習します。法人税等と消費税については、期中の処理だけでなく、決算整理仕訳についても確認しておきましょう。
第15回 補助簿①(商品有高帳以外の補助簿)
今回は、商品有高帳以外の補助簿について学習します。補助簿とは、取引の明細を記録したり、特定の勘定の内訳等を記録する帳簿です。補助簿の記入方法よりも、どのような取引のときにどの補助簿に記入するのかという取引との相関関係について確認しておきましょう。
第16回 補助簿②(商品有高帳)
今回は、補助簿の中の商品有高帳について学習します。商品有高帳は、商品の受け入れと払い出しをその都度記入し、商品の現在有り高を明らかにすることを目的とした補助簿です。補助簿の中で最も検定試験に出題される帳簿ですので、締切方法を含めてしっかり確認しておきましょう。
第17回 証ひょう・伝票
実務上は、取引によって作成される納品書、領収書といった証ひょうから仕訳を行います。また、実務においては、仕訳帳の代わりに伝票を使うことが多く、簿記3級では、3つの伝票を使う三伝票制を学習することになります。また、一部現金取引の処理も検定試験では出題されるため、しっかり確認してください。
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